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D&I WORKSHOP 聴覚障碍者と共創するオンラインコミュニケーション」レポート公開!
PLAYWORKS は日本マイクロソフト、日本支援技術協会、PLAYERSの協力のもと、「D&I WORKSHOP 聴覚障害者と共創するオンラインコミュニケーション」を開催。聴覚障害者と健聴者のオンラインでの共創を通じて、オンラインコミュニケーションの可能性を探求しました。「参加者の声」「プログラム」「スライド」「風景写真」「グラフィックレコーディング」を公開します。
D&I WORKSHOP 聴覚障碍者と共創するオンラインコミュニケーション
日時:2020年6月28日(日) 13:00~17:00
参加者:聴覚障害者・健聴者(計20名)
ツール:zoom・UDトーク・WriteWith
主催:PLAYWORKS株式会社
協力:日本マイクロソフト株式会社・一般社団法人日本支援技術協会・一般社団法人PLAYERS
参加者の声:聴覚障害者
- リアルよりオンラインの方がみんなの表情が見えるので、状況をつかみやすいと感じました。また、提供するお題を考えたことで、自分自身忘失していたことを思い出して、自分の世界を狭くしていたなと気づきになりました。
- 健聴者に対して質問することで、普段は聞けない率直な意見が聞けたのがとても良かった。とても楽しかったです!
- ミュート状態にすることで、聴覚障害者との差が縮まった環境になっていたこと、手話関係の人脈以外の皆さんと会えて、率直な意見をいただけたことが良かったです。
参加者の声:健聴者
- 様々なワークを通じて、障碍者とのコミュニケーションのみならず、コミュニケーションについて考えるきっかけになりました。ツールを使うのも初めてでしたが、スムーズに使えて色々と新しい発見や気づきがありとても有意義な時間でした。今後より相手に伝わるために、思いやりや想像力をもってコミュニケーションしていきたいと思います。
- 今までにないオンラインコミュニケーションを体験出来ました。悩みや課題ベースでないワークも多く、聴覚障害者と健聴者がフラットにコミュニケーション出来たように思います。
- 聴覚障害のある方とコミュニケーションをとるのが、10年以上ぶりでした。手話以外のコミュニケーション手法を知らなかったので、相手によって適切な方法を相談する必要性があること&相手に障碍があっても工夫次第でコミュニケーションが取れること、が大きな気づきでした。
- 健常者と聴覚障碍者でお互いベストなコミュニケーション方法を模索していく段階が、とても良かったです。ひとくくりに聴覚障碍者と言っても、いろいろな障害の段階や、生まれつきなのか、後天なのかで、用いるコミュニケーションも変わってくると、改めて実感しました。
- 聞こえに困難のある人には「これで伝わるだろう」と、わかったつもりになっていた自分に気づかされた。コミュニケーションは表情や雰囲気、話し方、文字の形態、ジェスチャーなど複合的な情報が必要なのだということ、何よりも伝えようとする、あるいは理解しようとする気持ちが代替手段を生み出す重要な要素なのだと思いました。
- 聴覚障害者含めて、障害者や福祉への関心が薄かったのですが、非常に大きな社会課題という認識を持つとともに、自分もアンテナを持たなければいけないなという気付きを得られました。
プログラム
15 はじめの挨拶・目的・プログラム
05 リードユーザー・グラフィッカー紹介
10 WriteWithデモ・体験
05 UDトーク設定・体験
【 MUTE WORK 】
10 MUTE WORKS ①:チャット
10 MUTE WORKS ②:筆談
10 MUTE WORKS ③:絵しりとり
10 MUTE WORKS ④:ジェスチャーしりとり
15 振返り
10 休憩
10 グラレコ共有
【 DIALOGUE 】
15 聴覚障害者から健聴者へ質問
20 健聴者から聴覚障害者へ質問
10 休憩
10 グラレコ共有
【 BRAIN STORMING 】
05 リードユーザーのお題発表・チーム分け
25 ブレスト
15 プレゼン
05 振返り
05 おわりの挨拶