Works 04国立民族学博物館|視覚障害者の鑑賞体験向上プロジェクト

大きなねぶたの展示物の前で、プロトタイプのテストを行なっている。1人の男性は手にスピーカーを乗せ、視覚障害の男性に向けている。

国立民族博物館における視覚障害者の鑑賞体験の向上を目的にしたプロジェクト。2022年2月に実施した「視覚障害者の鑑賞体験に関するジャーニー調査」の結果を踏まえ、4つのテーマを設定。リードユーザーと共に、視覚障害者の鑑賞体験を向上させるソリューションを考案した。

視覚障害リードユーザーと晴眼者のチームを結成。視覚障害リードユーザーの見え方を再現するメガネを制作し、着用して博物館を一緒に鑑賞することで、視覚障害に関する課題の把握と自分事化をおこなった。

4つのテーマについて考案したソリューションは、その場でプロトタイプを制作。視覚障害リードユーザーに展示空間で実際に体験してもらい、フィードバックから改善をおこなっていった。

 

テーマ

  • 来館前のインプット
  • 物理的な情報提供
  • 展示物情報のリ・デザイン
  • 新たな鑑賞体験音と触のミュージアム

 

  


 

国立民族学博物館 ロゴマーク

 

パートナー:国立民族学博物館

期間:2022年2月〜3月

場所:国立民族学博物館

リードユーザー:視覚障害者 4名 + ガイドヘルパー

・全盲者

・ロービジョン者(低視力)

・ロービジョン者(視野狭窄・周辺視野)

・ロービジョン者(視野狭窄・中心視野)

 


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